真空洗浄槽
真空洗浄槽の作業工程
今回の素材は6mmの板厚を使用して、容器にしております。
いきなりですが、見て頂くのはここからになります。
外からはなにもわかりませんが、
いままさに、容器内を溶接しているさなかです。
こんな感じに!
弊社は、基本内側溶接にこだわっております。
それは、主なユーザー様が真空業界の方々で、この業界では一般的だからです。
籠っての溶接になるので、冬場でもかなりの暑さになります。
弊社では、溶け込み量を意識した溶接をおこなっております。
見た目はきめ細かなビードですが、ビード断面をみるとかなりの溶け込みになります。
社内管理として、テストピースで断面解析などもおこなっております。
入口から見た写真になります。
入口はOリングにてシールされるらしく、平面度が要求されています。
内部はこんな感じに仕上がりました。
ここから、焼け取をしてます。
今回はサイズが大きいため、洗浄は外部へ委託します。
こんな感じに仕上がりました。
入口は・・・
脚部は・・・
こんな感じにぴかぴかです。
表面処理屋さん曰く、ノースヒルズ溶接工業の製品は、溶接焼けがすぐ取れる。
と好評です。
理由は、溶接時にガスシールドをしっかりしているのと、熱影響を気にしながら溶接しているためではないかと思われます。
ちなみに、蓋はこんな感じ・・・
こちらも♯400バフしてたのですが、ここまでぴかぴかに!
いい感じに仕上がりました。