銅の特徴 – ノースヒルズ溶接工業

銅の特徴

水曜日, 7月 17th, 2024 reseed-s

加工性・溶接性に特徴があり、一般的に難易度が高い加工材の1つとして考えられている。
粘り気が高く、融点が1000度前後になる。熱伝導性が鉄と比べ5倍以上あるため、溶接すると熱が急速に母材に拡散し、接合不良など溶接欠陥が発生する原因となる。膨張係数も大きいため、溶接歪みも生じやすい。
機械加工では、切削油の選定を間違うと、銅の黒みがかった赤色が、真っ黒になってしまうため、注意が必要。
溶接する上では、無酸素銅のC1020が最適である。

性質としては、電気伝導性は鉄の6倍と圧倒的に高い。